ミノキシジル内服やデュタステリド・フィナステリドを始めた直後に起こりやすい「初期脱毛」。人によっては、鏡を見るのも嫌になるほど一時的に髪がスカスカになることがあります。
僕自身、治療開始後に抜け毛が増え、「この治療は本当に合っているのか?」と不安に押しつぶされそうになった時期がありました。ですが、初期脱毛は「治療が効き始めているサイン」であるケースも多いので、ここでやめてしまうのはとてももったいないです。
ここでは、初期脱毛が起きる理由と、乗り越えるために知っておきたいポイントを整理していきます。
初期脱毛でスカスカになってしまってもあきらめないで!
どうして治療を開始したのに、スカスカになってしまったのか!
そんな初期脱毛が起きたとしても、まずは落ち着きましょう。
脱毛中であっても髪は「生え変わり続けている」
初期脱毛は、弱った毛が抜け、新しい毛が生えてくる「入れ替え」の状態です。つまり、抜ける=進行ではなく、「新しい毛周期へ移行している」場合が多いのです。
僕もこの時期は不安でしたが、産毛→コシのある毛へと変化していく流れをゆっくりと感じるようになりました。
一番やってはいけないのはAGA治療をやめること
スカスカになった時に一番やってしまいがちなのは「怖くなって治療を中断すること」。
治療をやめると、今まさに改善へ向かおうとしていた毛周期が止まり、AGAの進行が再び優勢になります。
ここが踏ん張りどころです。
初期脱毛は1~2ヶ月で収まることが多い
一般的には、ミノキシジル・デュタステリド・フィナステリドいずれも初期脱毛は数週間〜2ヶ月程度で落ち着くことが多いです。
もちろん個人差はありますが、長期的に見るとこの時期は通過点。焦らず、淡々と、いつも通りの服用を続けることが大切です。
もし数ヶ月以上、抜け毛が続く場合は治療の見直しも検討
・ミノキシジルの量が多すぎる
・デュタステリドの効果が出にくい体質
・生活習慣が毛の成長を阻害している
など、原因はいくつか考えられます。特に維持期であれば、治療を極端に変えすぎず微調整が基本です。
ミノキシジルだけではない、デュタ/フィナでも初期脱毛は起こる
一般的にはミノキシジルの初期脱毛が知られていますが、デュタステリドやフィナステリドの 「DHT抑制により毛周期が整う過程」 でも同様の現象は起こります。
「飲み始めた時期と抜け毛が重なる」のは不思議ではありません。
結果が出ない報告もあるからこそ相談できる環境を
AGA治療はどうしても個人差があります。
ネットを見ると「効果が出なかった」という声も見つかりますが、そこに必要以上に振り回される必要はありません。
僕自身、治療の途中で迷った時は、同じ経験のある人の話が大きな支えになりました。
不安になった時は、一人で抱え込まず、同じ悩みを経験した人と情報交換したり、専門医に相談したりしてみてください。




























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