AGA治療薬で性欲は減らなかったけど、通常時のサイズが小さくなった話【体験記】

AGA治療薬（フィナステリド、デュタステリド）を内服していると、副作用が気になりますよね。特に「性欲が落ちる」「性機能に影響がある」という話はよく聞かれる部分です。

僕の場合、プロペシア（フィナステリド）からザガーロ（デュタステリド）まで使用してきましたが、性欲減退を感じたことはありますが、少しずつ改善していきました。一方で、はっきりと自覚したことがあります。

男性器の通常時のサイズが小さくなったことです。

ここでは僕が実際に感じた副作用と、その経過についてお話しします。

AGA治療薬で心配される性欲減退について

ミノキシジルタブレットを再開してからですが、治療と発毛は順調に進み、ここまで改善できました。

プロペシアからザガーロへの変更時に、身体のだるさに伴い、一時的に性欲が弱まった感覚はありました。
ですが、2週間ほどで元に戻り、以降は気にならないレベルです。

「射精量」や機能面にも明らかな変化はありませんでした。

性欲は問題なかった一方で、僕が明確に感じたのは通常時のサイズダウンです。

温泉に行った際、他の人と見比べて気づきました。妻にも確認してもらいましたが、勃起時には特に問題はなく、「通常時が小さくなっただけでは？」という結論に。

女性側からすると、「機能しているなら特に困らない」という感覚のようです。

ただ、男性にとっては気持ちの面でのインパクトが大きい部分ですよね。

つまり、ザガーロだけが原因でサイズが小さくなったわけではないと考えています。

勃起時は問題なく、機能にも影響はありません。ただ、温泉など人目がある環境では気になることはあります。

AGA治療はコンプレックスを解消するために行うものですが、サイズの変化はメンタル面への影響が大きい副作用だと感じます。

性欲減退ばかりが語られますが、サイズダウンについての情報は少ないように思います。

医師に相談した際は、「機能に問題がなければ経過観察で良い」との回答でした。ですが通常時が気になる気持ち”は理解されにくい部分でもあります。

AGA治療をこれから始める方へ。髪を守る代わりに、気持ちの部分で向き合う点もある ということを、知っておいてもらえればと思います。

2025年11月に追記します。

通常時のサイズが小さくなったことは正直いまだに気になる部分です。ただ髪が戻ったことで自分の見た目に対する自信は大きく改善しました。

私の場合、「髪」と「機能」が保たれているのであれば、通常時のサイズよりも精神的な満足感が勝っているという結論に落ち着きました。

もちろん誰にとっても同じとは限りません。サイズの変化がコンプレックスになる人もいると思います。

だからこそ、これから治療を始める人にはこういう可能性もあると知った上で選んでほしいと感じています。

AGA治療は長期戦です。不安や変化をひとりで抱え込まず、納得した上で続けていけるのが一番です。

そのほかにもザガーロ（デュタステリド）関連の副作用について書いた記事も掲載しておきますので、参考になれば嬉しいです。