ミノキシジルタブレットを服用することによって、動悸やめまいの症状が出る人がいます。
これは血圧が低下することによって起きるのが原因であり、注意しなければいけないミノタブの副作用です。血圧を拡張するからこそ血圧が下がります。
運動も血圧を下げる効果があることから、ミノキシジルタブレットを服用するタイミングが気になるところ。
服用するタイミングは運動前を避けるように心掛けています。
血圧を下げる医薬品がミノキシジルだからこそ運動は注意
AGA治療に関心を持っている方々ですので、説明する必要もないでしょうが、簡単に復習しておきましょう。
もともと血圧の降下剤として使われ、その副作用として頭髪が生えたり、ムダ毛が増えたことでミノキシジルは発毛剤として使用される経緯を持ちます。
発毛するメカニズムは、血管を拡張させ血流の流れを良くすることで毛母細胞の活性化を生むと考えられています。
ミノキシジルは、血圧が下がることを理解してください。特に内服薬はそれが強く表れる傾向がありますので注意してください。
運動をすることでさらに血圧が下がる恐れ
低血圧の人に運動をさせると、卒倒したりめまいを起こしたりする可能性があります。その状態をミノキシジルタブレットが作っていると想像すると、あまりよろしくないことがわかるでしょう。
運動をすることによってさらに血圧が下がることになりますので、このような理由から服用後の運動は避けたほうが良いとされています。
この原因となっているのが交感神経です。
異常な行動として交感神経が働く
血圧を下げる「ミノタブと運動」を組み合わせることによって、さらに血圧低下を招くリスクがあります。
そうなると脳は体が危険な状態だと認識して、心臓に「もっと仕事しろ」と命令します。血管を司る交感神経が強く働き、心臓を収縮させ血圧をあげて活動性を高めるために起きるのが動悸です。
ミノタブ服用後に運動をした時、あるいは服用後に動悸を感じるのも、血圧が下がっているからこそ起きるメカニズムと考えられています。
もともと体に合わない・心臓に問題があるなど原因がありますが、ミノタブの服用を認められている人が動悸やめまいなどの症状を感じているケースであれば、飲むタイミングに失敗している可能性があるといえるでしょう。
ミノキシジルタブレットの服用タイミングは運動後
発毛や育毛にも効果が良いとされているのが有酸素運動ですので、1週間に5~6日7キロほど走っています。
そんな僕が「ミノタブと運動」の問題を避けるために行っている服用タイミングは運動後ですが、数回運動前に服用したことも。
心因性の問題もあるでしょうが、なんとなく調子が優れませんでしたので、それ以来運動後に服用するようにしています。
運動直後はなるたけ避けて、1時間ほど落ち着いてから服用しています。
運動以外にも気をつけている服用タイミング
運動以外にも服用するタイミングに気をつけています。
- お酒を飲む直前に飲まないこと(3時間前ほどには飲んでいます)
- お風呂も血流があがることから直前には服用しない
- 就寝中に血圧は下がることから就寝前の服用は避ける
運動の他にこの3点のタイミングに気をつけてミノタブの服用をしていることから、副作用を感じたことはありません。
医師の見解として「心因性」も大きい
このような話を医師にしたところ、興味深い発言していました。
「確かにメカニズムとしてあり得るけれど、体が正常であればミノキシジル5mg程度でこのようなことは起こりにくく、情報によって影響を受けた心因性の可能性もあるかもしれませんね」
否定はできないけれど、低血圧を招く原因として懐疑的な立場をとっているようです。
しかしそれでも血圧降下剤であることから、飲むタイミングには気をつけたほうが良いことは否定していませんでした。
ミノキシジルタブレットの服用タイミングに注意を
通常時ミノキシジルタブレットの服用でめまいや動悸を起こした経験がある方は、服用のタイミングには気をつけたほうが良いでしょう。
副作用の体験があるのであれば、自分で判断をせずに医師に相談することをおすすめします。
個人輸入で自己責任でミノタブを服用している人も多いですので、自己判断は禁物です。
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