ミノキシジルタブレットの中断によって薄毛が進行し、再開した際は、強い初期脱毛を経験しながらもゆっくり回復できました。
しかしその後に訪れたのが「二次脱毛」。初期脱毛ほど情報が少ないため、不安に感じやすいものです。
ここでは、僕自身が二次脱毛を経験したときに「知っておいてよかったこと」を紹介します。考え込みがちな時期ではありますが、意外とシンプルに整理できます。
二次脱毛とは?
二次脱毛とは、治療が順調に進んでいる最中にも起こる抜け毛の増加のことです。初期脱毛に似ているものの、症状や期間は個人差があり、短期間で終わる場合もあれば、比較的長く続くケースもあります。
不安になりやすいタイミングですが、特徴を知っていれば冷静に対応できます。
ほとんどは「生え変わり」なので問題ありません
特にミノキシジルタブレットを使用している場合、毛周期(髪の生え変わり)の調整が起こるため、短い毛や細い毛がまとめて抜けることがあります。
抜けた髪の中に
- ✔ 短い
- ✔ 細い
- ✔ 先端がとがっている
髪が多い場合、それは「成長しきれなかった毛が生え変わっている」サイン。この場合、多くは時間の経過とともに自然におさまります。
二次脱毛とは薄い内容ですが、薄毛治療の際に目撃することが多い抜け毛の特徴についてまとめています。
変化が乏しい場合は治療薬の相性を見直す
僕の場合、プロペシア(フィナステリド)では十分な実感が得られませんでした。その後、医師と相談のうえザガーロ(デュタステリド)へ切り替えたところ、髪の根元の強さが上がり、二次脱毛を感じることが極端に少なくなりました。
ただし、ザガーロは効果が強いぶん、副作用(倦怠感・性欲低下など)を感じる人もいます。変更する場合は、必ず専門医に相談してください。
自己判断で中断するのは悪化の原因に
二次脱毛に驚き、治療を辞めてしまう方もいますが、これは避けてください。治療を止めると、薄毛は再び進行します。
実際、読者の方から「ミノキシジルタブレットをやめて後悔し、再開したら再び初期脱毛を経験した」という相談もありました。
二次脱毛=治療が失敗している、ではありません。続けることが回復につながります。
治療には限界がある場合もある
中には、飲み薬のみでは十分な改善が見られないケースもあります。
その場合は、
・外用薬の追加
・クリニックでの治療(HARG/メソセラピー/注射など)
・生活習慣の見直し
など、ほかの選択肢を検討することになります。
現時点では、AGA治療には「個人差」も「限界」もあります。
二次脱毛は知っていれば乗り越えられます
二次脱毛は多くの場合、時間とともに落ち着きます。初期脱毛を乗り越えた人ほど不安になりやすいですが、「そういう時期もある」と受け止めることが大切です。
まずは落ち着いて、今の治療を継続し、回復を待つことを第一に考えてください。





























コメント
2次脱毛はどれくらい続きましたか?
もりみちさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私は1~2週間ほどで止まりました。
読者の方では、1ヶ月ほどだったり定期的だったり長期間ずっと続く(頭髪の量は維持)ことも
あると報告を受けています。